「買い物」に負担を感じた時に、役立つネットスーパー
健康な時には、「買い物」は日常生活で繰り返されるルーティンの一部。だから、「買い物」が負担になることを想像することは、なかなか難しい。ただ、体調を崩して、体力がなくなってしまったり、身体の一部が少しでも不自由になると、「買い物」が一気に負担に。
そんな時に、ネットスーパーは「買い物」の負担を減らしてくれる。
送料負担や、お買い得商品を買うことが難しいなどのネックはあるが、必要な時に、食べ物や日用品を自宅にすぐに届けてくれる。スーパーに出掛けて、荷物を持って帰ることに不安を感じる時などにはありがたい。
スマホの操作に慣れない場合、遠隔から家族や知人が注文することも可能だ。
ネットスーパーを利用できる地域は、人口密度が比較的高い地域に限られているが、利用可能な地域であれば、余裕のある時に一度、試してみるのもいいかもしれない。
■ネットスーパーとは...
ネットスーパーマーケットが、生鮮食品から日用品まで、ウェブ上で購入した商品を自宅まで届けてくれるサービス。
下記に挙げるイオン、ヨーカドー、ダイエーなどの大手スーパー、地域に限定のスーパー(例えば、茨城にあるカスミ、愛知にあるヤマナカ、岡山のニシナなど)、また一部のコープでもサービスを展開している。
購入したい場合は、まずウェブ上で会員登録を。配送料はエリアに拠るが、300円~。支払い方法は、代引きやクレジットカードなどを選ぶことが出来る。
店舗が配達拠点になることが多いので、まず、日ごろ使っているスーパーのホームページなどで確認してみてはどうだろうか。
■イオンのネットスーパー「おうちでイオン」
全国展開しており、ほとんどの都道府県に店舗がある。配達対象エリアの広さは、ネットスーパーの中でも群を抜く。最低注文料金は770円から。
配達対象エリア :「おうちでイオン」の公式ホームページのトップ画面から郵便番号で検索。
■ダイエーネット スーパー
イオングループの傘下にあるダイエーは、店舗数は少ないが、関東地方と近畿地方に集中して店舗を展開。最低注文料金はエリアによって異なる。
配達対象エリア:「ダイエースーパー」の公式ホームページのトップ画面から郵便番号で検索。
■イトーヨーカドー ネットスーパー
セブン&アイ・ホールディングス子会社のイトーヨーカドーは、関東を中心に、東北から中国地方にかけて店舗を展開。最低注文金額の設定がないので一品から購入できる。
配達対象エリア:「イトーヨーカドー」の公式ホームページのトップ画面から郵便番号で検索。
■楽天西友ネットスーパー
楽天と西友がタッグを組んだ楽天西友ネットスーパーは、西友の店舗に加えて、ネットスーパー専用の配送センターを作り、出荷能力を強化、配送エリアの拡大を進めている。配送料は全国一律330円だが、一定額以上で送料無料。ただし最低注文金額は2000円から。
配達対象エリア:公式ホームページのトップ画面から「はじめての方へ」に進み、「配送エリア一覧」で確認を。
◆最後に、ネットスーパーと同じようなサービスを提供する通販サイトAmazonのAmazon freshを。
■首都圏で急成長のAmazon fresh
ネット通販でおなじみのAmazonが運営するAmazon freshは、通常のネットスーパーに比べて、圧倒的に商品数が多いのが特徴。対象エリアは、現在、東京都・神奈川県・千葉県の一部に限られるが、今後拡大していくかもしれない。
利用には、Amazonプライム会員(有料)の登録が必要で、4,000円から注文可能。配送料は390円。だたしAmazonフレッシュ会員(月額500円)になると、送料無料に。
今回は、大手のネットスーパー4社と、アマゾンフレッシュを挙げてみた。必要な時に、食べ物や日常品を自宅にすぐに届けてくれるネットスーパー。「買い物」に負担に感じる時に、役立ててはどうだろう。
なお、送料や配達エリア、最低購入金額などは随時変更するので、最新の情報は、それぞれの公式サイトで確認を。